世界第二位の長寿国「オーストラリア」

オーストラリアは世界で第二位の長寿国となっています。
WHO世界保健統計によると同国の平均寿命は男性80歳、女性85歳で平均83歳です。
(2013年時点)。

高齢化率に関しては2007年の段階で13%。
将来は高齢化社会になることが見込まれています。
オーストラリア人は高齢者となっても積極的に様々な活動をしています。

オーストラリアには介護保険制度がなく、
高齢者福祉はすべて基礎税でまかなわれています。
また食料自給率に恵まれており、高齢化のペースは緩いにも関わらず
政府は積極的に対策を進めています。

国民皆年金と国民皆保険が実現していますが、これらはすべて税金が財源となっています。
病院に行けば無料での受診が可能で、年金を必ずもらうことができる体制が整っています。
このような制度を実現するために所得税の負担が大きくなっていますが
国民は納得しているようです。

高齢者福祉に関しては、在宅支援と施設での介護が行われています。
高齢者を病院から介護施設でのケアや在宅ケアへスムーズに移行させる施策を効率的に
推進しています

同国では、まだ高齢化の問題が顕在化されていない頃から積極的に改革を実行しているため
将来的に見ても高齢化のペースが早くなると予測される中でも対応できるとみられています。
posted by 涼 at 21:33Comment(0)日記

日本と同様の少子高齢化「ドイツ」

ドイツは平均寿命が伸びていて、出生率が低いことから少子高齢化が進むことが予想されています。
これからは日本と同じくらいの厳しい高齢化社会に直面すると考えられています。
一説には2030年には高齢化率が29%に達するといわれています。

高齢者が健康な生活を送るためには社会保障が欠かせません。
ドイツでは日本と同様に社会保険が中心となって社会保障を実現させています。
そもそも世界で初めて社会保険を作り出したのはドイツなのです。

1995年には世界で初めて介護保険を導入しています。
ドイツの介護保険では現金給付が存在します。
施設ケアを受けている人よりも在宅介護を受けている人の方が
2倍近くいるため現金給付に需要があるのです。

ドイツでは人生の最後を自宅で迎えたいという人が多いので
これからも在宅介護の割合が高い状態が維持されると考えられています。
日本と同様に少子高齢化によって年金制度が崩壊しそうになっているため
国だけを当てにするのではなく、民間の個人年金に頼ることや貯蓄をすることが求められています。

国内にいる介護士の数は約90万人程度であり、そのうちの7割が施設で働き
3割が在宅ケアの仕事をしているとみられます。
現状のペースで高齢化が進行すると介護士の数が足りないと予測されています。

介護士の待遇を改善させるために専門教育を3年間受けることが定められて
給与の水準を上げることが決まりました。
また子供がいない家庭に関しては介護保険料を増やしています。

これらの政策によってこれからの介護の現場を支えようとしています。
posted by 涼 at 21:22Comment(0)日記

福祉対策のモデル国「デンマーク」

世界一幸せな国といわれるデンマーク。
消費税は一律25%、所得税は約50%、国民の租税負担率は70%。
税金が高負担である代わりに医療費、大学卒業までの教育費、出産費、
介護福祉費などは基本的に無料です。

こうした世界でもデンマークの人々はトップレベルである福祉サービスを
受けられることに誇りを持っていて、高い税負担に反対する声はあまり
上がらないようです。
そのデンマークでも高齢化率は15%を超えていて、今後もその割合は
高まっていくと予想されています。

デンマークには早期退職手当制度があり、そのため60歳から65歳
までの就業率が低くなっています。
しかし、これからは年金の受給年齢を引き上げることが計画されており、
高齢者でも労働者として長く仕事を続けて行くことができる社会を目指しています。

同時にデンマークでは老人ホームを失くす方向で制度改革が実施されていて
今後は在宅ケアを重視する方向に進めていくようです。
今までのように生活全般にわたってスタッフがすべて面倒をみてくれるという
スタイルではなく、例えば、食事の時には自分でお皿を並べるなど自発的な行動を促しています。

自宅で介護を受けている人に対するサービスが充実しているのも特徴の一つ。
デンマークは病院で死ぬ人の割合が2割以下であり、多くの高齢者が自宅で
人生の最後を迎えています。
それを実現するために様々なサービスを利用できるので、
老後の暮らしを自宅で安心して送ることができるようになっているのです。

このようにデンマークは高齢者福祉が非常に発達していて
高齢者の暮らしやすい環境が実現されています。
そのため高齢化の問題があまり話題にのぼらず
むしろ高齢化対策のモデル国としてみられているのです。
posted by 涼 at 21:03Comment(0)日記