ドイツは介護士の待遇を改善

ドイツは高齢化が進んでいるため介護を必要とする人の数が多くなっています。
介護士の数は約90万人程度といわれ、そのうち7割が施設で働き、3割が在宅ケアの仕事をしています。
このペースで高齢化が進行すると、介護士の数が足りないと予測されています。

介護職で働いている人は女性が多く、給与がそれほど高くないのであまり人気のある仕事ではありません。
この部分を改善しないとこれから先の高齢化社会に対応できないとされています。

ドイツには介護保険があります。15歳以上の働いている国民が負担をしています。
要介護度認定があり、4段階に分けられています。
0度の方は自分で生活をすることができますが、3度になると24時間の介護が必要となります。
基本的には重度の介護者の方を対象とした保険となっています。

基本的にドイツには子供が成人してから親と同居するという習慣がありません。
そのため、親が介護を必要とする場合は介護特別休暇を取得して親の介護をする、
あるいは、介護士を雇って在宅ケアをする方法があります。

ドイツは介護施設の料金が高くなっているので、ポーランドやスロバキアなどにある
安い施設を利用している人もいます。
海外の施設を利用する場合であっても介護保険給付が適用されるので負担は小さいのです。
ドイツには高所得者用の老人ホームから、低所得者向けの老人ホームまで揃っています。

介護職の仕事の特徴としてリハビリを行わない点があります。リハビリは介護士ではなくて専門家が派遣されて、施設で仕事をしています。また、リハビリは介護保険ではなくて医療保険として給付がされています。

ドイツでは介護士の待遇を改善させるために、専門教育を3年間受けることが定められて、給与の水準を上げることが決まりました。また、子供がいない家庭に関しては介護保険料を増やしています。これらの政策によってこれからの介護の現場を支えようとしています。

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